当社の強みとは

旭彫刻工業は安心の一貫生産体制です。

指先にのる技術 金型編

金型設計(製品設計サポート)

当社ではこれまで、医療機器メーカー様やカメラメーカー様からご依頼を頂き、開発段階から部品設計の
サポートを数多く行わせて頂いており、発想力や想像力、豊富な設計実績やノウハウを活かしてお客様の
課題解決を実現してきました。
その事によりお客様のニーズに合わせた最適な金型を作製する事が可能です。 

金型製作

当社の金型加工精度は5㎛(0.005mm)です。2~50mm程の小さいプラスチック製品の金型製作を得意としており、
最先端のCAD/CAM、マシニングセンタや各種NC工作機を使用し、高精度な金型を製作いたします。
マシニングセンタで使用するエンドミル(切削刃)は髪の毛よりも細い0.05mmを使用し微細加工も可能です。
また、金型はCAD/CAMや工作機があれば良い金型が出来るかといえばそうでは無く、量産時にトラブルが
発生しない型構造と最終的な職人の手による微調整が必要です。
即ち設備は道具であり、それを使用する人の知恵と技術が良い金型づくりには重要だと考えています。

金型技術 早い!安い!カセットinカセット方式金型

【金型作製コスト削減とリードタイム短縮を実現】 
母型と本体ベースは共有ですので費用は掛からず、入れ子だけの設計・製作ですむので短期間で金型が完成し、
金型費用も抑えられます。
また、成形機への載せ替えも母型を取り付けて置けば、カセット型をセットするだけなので数分程度で型替えが
完了しますので成形費用も抑えられます。

金型技術 その他の精密金型

これまで、複雑な形状のカメラ部品や特殊な穴形状の内視鏡などの金型を製作した経験を活かし、
多方向スライドなどの設計・加工技術により複雑な形状や薄肉、極小製品などに対応いたします。

治工具類の設計・作製

金型作製の他に、成形、検査、二次加工に使用する治工具類も社内で設計・製作しておりますので、
生産が困難な形状の製品でも、迅速に課題を解決し安定した生産が行えます。

主な治工具
・取出しロボットの製品チャック治具
・成形インライン式ゲートカット機
・検査治具
・ハンドプレス式ゲートカット治具


指先にのる技術 成形編

射出成形

当社の射出成形は、30~60tの成形機を保有しており、2~50mmぐらいの小さな成形品を
得意としております。
また成形材料については、汎用プラスチックからスーパーエンジニアリングプラスチックまで
多彩な熱可塑性樹脂の成形を行っています。なかでも、精密な成形が困難なポリエステル樹脂を
使用し医療機器部品を数多く製造しています。

主な取扱い樹脂材料
・コポリエステル (PETG)
・ポリカーボネ―ト (PC)
・ポリフェニルスルホン (PPSU)
・ポリサルフォン (PSU)
・ポリフェニレンエーテル(PPE)
・ポリフェニレンサルファイド (PPS)
・液晶ポリマー (LCP)
・ポリアセタール (POM)
・ポリメタクリル酸メチル (PMMA)
・環状オレフィンコポリマー(COC)

射出成形機

当社の成形機は全て、㈱ソディック製のV-LINE (プリ・プランジャー方式)の成形機を保有しており、
成形メーカーで広く採用されているインライン方式の成形機よりも、特殊な機構により計量が安定しますので、
高品質な製品を作り出すことが出来ます。
また、各成形機には㈱ハーモ製の取出しロボット、ストック装置、㈱シュトルツ製などの除湿乾燥機を
備えています。

㈱ソディック製 射出成形機参考資料

24時間自動成形システム

夜間は無人運転での成形を行っており成形でコストを抑えられます。
無人運転運転時の品質に関しては下記の対応を行っていますので、安定した生産が可能となっております。
・成形機の工程監視機能を使用し充填時間、充填圧力など7項目を自動監視し、異常が発生した場合は
 取出しロボットが連動し不良を排出しますので、不良の混入やロスを防げます。
・監視カメラで金型内の状態を自動監視し製品や金型の外観に異常が発生した場合は成形を停止します。
・すべての成形機に設置された、取出しロボットと自動ストック装置(梱包装置)により製品に手を触れず
 コンテナやトレーに収納しますので、傷や汚れを防ぎ安定した生産が出来、また成形コストも抑えられます。
・夜間の無人運転中の製品を含め、3時間毎に外観、寸法検査を実施していますので品質も安心です。


クリーン環境での成形

興研(株)製オープンクリーンシステムを保有しており、成形業界初となる『ISOクラス1』のクリーンブース内
での成形も行っています。
また、移動式の空気清浄装置も保有しており成形中の微細なコンタミなどを抑える事も出来ます。

指先にのる技術 検査編

工程検査

画像測定器や測定機能付きマイクロスコープといった最新の機器を備え、正確な寸法測定が可能です。
また、長期にわたり高精密なカメラ部品の生産を行ってきましたので、その手法を活かし生産中の全製品を
対象に3時間毎にサンプルを採取し外観・測定などの検査を行っています。


残留応力試験

内視鏡部品の成形を行っている関係で、残留応力試験装置を保有しており、試験を行いながら試作成形が出来、
不具合箇所も社内で金型や成形条件での対策を行えますので、最適な製品を作る事が可能です。


出荷検査

出荷検査は熟練検査員が顕微鏡などを使用し、一つずつ製品の細部まで外観検査を行い
不良品や異物混入を防止いたします。
また、クリーン装置を使用しクラス1,000の環境での検査も可能です。


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